ファイヤープロジェクト
メルコ LSW-GT-8Wの調査
2003-08-20T01:00+09:00   matsu
メルコのGbEハブLSW-GT-8Wについて調査した.
メルコの8ポートギガビットハブ.ここにいろいろ書いてある.
  • 23500円
  • 8ポート
  • オートネゴシエーション
  • ストア&フォワード方式
  • フローコントロール 802.3x(全二重通信時),バックプレッシャー(半二重通信時)
Jumbo Framesには非対応らしい.ギガビのハブとしては安めの機器である.安さの理由はバッファの量とかだと思うが,調査では突き止めることができなかった.
スイッチングハブの内部ではパケットを適切なポートから送出するフォワーディング処理が行なわれるが,その方式にはストア&フォワード方式とカットスルー方式がある.ストア&フォワード方式は一度受信パケットをバッファに格納し,エラーチェックしてから送出する.エラーがあれば破棄する.カットスルー方式は,宛先アドレスのみを見てエラーチェックをせずに送出する.ストア&フォワード方式でエラーチェックをしても結局NICでもエラーチェックはするので(スイッチングハブからNICの間で雑音がはいる可能性は当然あるから,オートネゴシエーションでスイッチングハブがやっていることを認識してNICではチェックしない,という風にはできないのだろう),大半が二重にエラーチェックを行なうはめになる.ただし,スイッチングハブに到達した時点でエラーのあるパケットを破棄するメリットは無ではない.そのメリットの大きさはエラーの発生率とスイッチングハブ-NIC間のエラー発生率の兼ね合いで決まるだろうか.あと,直感的に処理が複雑になれば機器は高価でレイテンシが大きくなる.ということで,スイッチングハブの違いはレイテンシにも影響するので,計測で検証してみたい.
半二重通信時と全二重通信時ではことなる動作をする.半二重通信時には,バッファがいっぱいになると,コリジョン信号(ジャミング信号?)を出して送信を抑制する(バックプレッシャー機能).全二重通信時には,バッファがいっぱいになるとpause信号を出す.全二重通信時はコリジョンが起きないはずなので,このようになっているのだろう.pause信号はIEEE802.3xで規格化されているらしい.このフローコントロールにより,無駄な通信を防ぐらしい.
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