MPEG4ってなんなんだ
MPEG4はISO/IEC14496でまとめられている.MPEG4では,MPEG1,2での符号化方法を一部で継承しつつも,その基本的な考え方は全然異なる.
MPEG4はObject Orientedなのか?というのは,MPEG4では,各コンテンツはオブジェクトから構成される.
上図はMPEG4コンテンツの構成を示したクラス図である(あってるのか?).コンテンツはシーンで構成され,シーンにはいくつかのオブジェクトがある.オブジェクトにはVO(ビデオオブジェクト)やAO(オーディオオブジェクト)などがある.VOやAOには人工的なもの,自然のものなどがありうる.例えば,文字列,山,空,車,CGの人物,車のエンジン音,CGの人物の合成音声があるシーンがあるとする.文字列,山,空,車,CGの人物はそれぞれVOであり,文字列,車のエンジン音やCGの人物の合成音声はそれぞれAOである.すなわちこのシーンは合計7つのオブジェクトからなり,AO,VOそれぞれに自然のもの,人工のものがある.
このように,シーンをオブジェクトで構成されていると考えることにより,以下の利点がある.
このように,シーンをオブジェクトで構成されていると考えることにより,以下の利点がある.
- クライアント(再生)側のユーザオブジェクトに対して操作ができる.
- 先の例で言えば,文字列のフォントをかえたり,オブジェクトの位置をかえたりできる.
- オブジェクトのそれぞれの特性に応じてオブジェクト毎に最適なエンコードができる.
- 例えば,あまり変化がない背景は最初に一気にデコーダで展開しておいて,動きベクトルに応じて表示する部分を変化させる(ストリーミングなどの時に有効?).
- オブジェクト単位でIPR(Intellectual Property Rights:知的所有権)の保護,管理ができる.
- あるオブジェクトは全く自由にいじれて,あるオブジェクトは表示すらできない,などができる(はず).
- MPEG1/2互換
- リモートとローカルからロードして再生できる.
- データ損失からの回復が早い.
- 異なる(リモート)ソースからのオブジェクト受信が可能.

