hpl_filterって何だ?
LinpackベンチマークHPLの出力ファイル(hpl.out)をフィルタリングして出力するPerlスクリプトhpl_filterの紹介.
hpl_filterはLinpackベンチマークHPLの結果データの解析を支援するツールである.hpl_filterを使用すると,複数のhpl.outファイルを一度に読み込んで,指定した条件を満たすデータレコードの指定したフィールドをタブ区切りで標準出力に出力する.このとき,計算誤差が大きくてfailedとなったものは表示しない.さらに書くhpl.outファイルのSWAP,SWAPのthresholdの値,L1,U,EQUIL,ALIGNをチェックして,一度に指定された複数のhpl.outファイルで全て一致しなければエラーを出す.
- 出力フィールド指定機能
- --fieldで出力フィールドを指定できる.このフィールドは複数指定でき,指定した順にTABで区切って出力する.
- ソート機能.
- デフォルトでは第一フィールドで昇順にソートする.この機能は--nosortオプションで抑制できる.
- フィルタリング機能.
- --filterオプションで出力するレコードの条件を指定できる.
- 簡易フィルタリング機能
- --filterオプションでフィルタリング条件を指定できるが,--filterwオプションでDEPTH BCASTs RFACTs NDIVs PFACTs NBMINsを一度に簡易に指定できる.
- 複数データファイル処理機能
- --dataオプションで一度に複数のデータファイルを指定でき,一つの結果として出力する.
- ヘッダデータチェック機能
- デフォルトではデータファイルのヘッダに書いてあるパラメータをチェックする.指定した複数のデータファイルのヘッダのパラメータが一致しなければ,不一致を検出したファイル名を表示して終了する.この機能は,異なるパラメータで計測したデータファイルを意図せずに指定してしまうのを防ぐためにある.この機能は--no-header-checkオプションで抑制できる.
- データファイルの正規表現指定機能
- ファイルの指定はPerlの正規表現で指定することができる.ただし,この機能を使う場合は,シェルの展開機能を回避するためにシングルクオートで囲う必要がある.

